ライブレポこぼれ話:ゆゆうた氏との遭遇

 ※ライブレポの後日譚的な記事です。

 

 

 

 無事ライブ二日間の日程が終わり、友人宅で翌日を迎えた。友人の一人である、けふぃーあ君(@kefir312umi_fun)は翌日の仕事のために一人だけ早めに飛行機で帰還することとなった。地元から、僕と同時期にこちらへ出てきた友人のdom君(@dom_111111)は、けふぃーあ君を空港まで見送りに行った。僕と、これまた地元からけふぃーあ君と一緒に、今回のライブ参戦のためにやってきた、友人のhiroki君(@natsunoyuutsuti)は、そのままdom君の部屋に残って二度寝した……目覚めると、すでにdom君は帰ってきていた。

 

 

 そのまま三人でしばらくダラダラとしていたが、唐突にhiroki君が、昨日のライブの待ち時間に見つけた「明日、ゆゆうたが上野に来る」という情報を思い出し、そこからはゆゆうた氏の話になった。

 

 

 僕はこの時まで正直、ゆゆうた氏をあまり存じ上げなかったが、hiroki君はそれはもうファンだった。そしてdom君も、名前くらいは知っているようだった。つまり、ここで言うのもおこがましい話だが、ゆゆうた氏は有名人だった。dom君の部屋にいる間、僕はhiroki君から、いかにゆゆうた氏が素晴らしい人間であるか、いかに素晴らしい表現者であるか、とくと聞いた。そして、ひとしきり語り終えたhiroki君は「今日行けばゆゆうたさんに会えんじゃね?」と言い出す。

 

 「会いたいの?」

 

 それに反応して僕が何気なくそう聞くと、「いやぁ会いたいってか…」といまひとつ煮え切らない様子だったので、とりあえず、会う会わないは別にして、hiroki君が地元に帰るまでまだ全然時間もあることだし、ひとまずゆゆうた氏がいるとされる上野公園に行ってみることとなった。dom君の先導の元、僕らは電車を乗り継いで、上野まで。

 

 

 着いた時間は、お昼がそろそろ終わるくらいの時間帯。僕らはゆゆうた氏が「ここにいます」とTwitter上で宣言していた場所、と思しきところまで歩いてみたが、到着してもそれらしい人はどこにもいなかった。不審に思ったhiroki君が、Twitterを開いてゆゆうた氏のアカウントを確認すると、ちょうど五分程度の入れ違いで、近くのカラオケのパーティールームを借りることになった旨が書かれていた。そして、「もう少ししたら戻ります」とも。

 

 

 迷った挙句、hiroki君と僕はその上野公園で待つことになった。ちなみにdom君はというと「アキバ行きてぇ」と言って僕らを残して単身、秋葉原まで行ってしまったので、上野公園では僕とhiroki君の二人で、ベンチに座って時を過ごした。いろんな話をした。上野公園の景色は綺麗だった(小並感)。

 

 

 そのまま時間を過ごし、ふとhiroki君がTwitterを確認すると、「戻りました」とのツイートがゆゆうた氏から投稿されていて、僕らは急ぎ足でその場所まで。

 

 

 果たしてそこにはゆゆうた氏が…………いた。

 間違いなく本人だった。周りには数人の人だかりもできていた。

 

 

 「うおぉ…っ」

 

 

 思わず声を出すhiroki君。僕は「さあ行ってきな」とhiroki君の背中を押した。

 

 

 結論から言うと、ゆゆうた氏は有名人というだけでなく、とてもいい人だった。遠方からきた僕らに終始感謝されていて、hiroki君からのサインの申し出や、写真撮影にも快く応じてくださった。うち、サインの写真についてはhiroki君がツイートしており、僕もRTしておいた。非常に和気藹々とした雰囲気で、僕らは別れを告げることができた。

 

 

 「やべえよ……やべえよ」

 

 

 その後のhiroki君はずっと上記の言葉を発していた。大満足だった。見ているとこっちまで嬉しくなってくる。そのまま上野のアメ横にて、居酒屋に入って乾杯をして、お腹いっぱい食べて飲んだ後、夜行バスで帰るhiroki君をバス乗り場に送り届けて、僕らのイベントは終了した。

 

 

 

 

 

 以上、ゆゆうた氏との遭遇の話でした。。。