鏡音しおり! 参加レポ

 会場は、日本橋の一角にある『綿商会館』という場所だった。東日本橋駅からほど近い距離にある、普段から一般に広く貸し出されている貸しホールであるようだった。

 

 ちなみに僕は『東日本橋』と『日本橋』をあろうことか間違えて、『日本橋』駅で降りてしまった。実は『東』がひとつ抜けるだけで、綿商会館までの距離にえらく違いが出る。『東』があると5分程度でつくものが、『東』が抜けるとプラス20分はくだらなかった。というわけで、およそ30分かけて、途中昼食に立ち寄った蕎麦屋を経由してどうにかこうにか綿商会館にたどり着くことができた。我ながら間抜けである。。

 

 『鏡音しおり!』というイベント自体、つい最近その存在を知った。一番の目的は、親友・帽子屋(@denkyu_getemono)さんとヒーリングP(@healin_mcpt)さんのブースに行くことだったのだが、それ以外には、その時点で知ってる人や交流がある人もいなかった。略称を「かがしお」と言い、なんでもボーカロイドのひとつ、『鏡音リン・レン』のオンリーイベントということであった。ただ、イベント自体はミクをメインに使用していて、かつボカロのことに関して、実はあまり詳しくない僕でも普通に楽しめた。

 

 帽子屋さん、ヒーリングPさんとは無事に会えたし、その場でお話もできた。僕が行った時、帽子屋さんは他の方にスケブを書かれている最中だったため、少し距離を置いて様子を伺いつつ、他のブースを見て回り、頃合いを見計らって再度二人のブースに戻った。

 

 お二人とも初対面。M3、ボーマスである程度慣れたかな、と思っていたが、ネット上でしか知らなかった方と初めてお会いする時はやっぱり緊張した。ましてや帽子屋さんなんかは、かねてから結構交流があった人だし、曲がりなりにも勝手に親友なんて言い張らせていただいているのである。緊張しないわけがない。

 

 ただ、当然というか、結果的にすごく楽しかった。帽子屋さんは想像通り、とてもいい人だった。Twitterなどですでにいろんな話をしていたが、実際にお会いして顔を見て話せたのは本当に大きい経験だと思う。僕の心配などもしてくれたり、作品や活動についての話などができて、終始感動しっぱなしだった。僕の声を聞いて、さっと顔を上げてくれたので、「覚えてくれていたのだなぁ」とこちらにも感動した。ちなみに、途中までスケブの依頼人で、帽子屋さんと交流がある、みどる(@midonikki)さんともお話ができた。「ゆめにっき」と言うゲームについて教えてもらったりもした。

 

 

 ヒーリングPさんもいい人で、なおかつ面白い人だった。実はヒーリングPさんについて、僕はこの先週に開催されていたボーマスの会場で、一度お会いしているとばかり思っていたのだが、ボーマスでお会いしたヒーリングPさんと、かがしおでお会いしたヒーリングPさんは全然違う人だった。あれっ? ホラー入っちゃったの?? ただ、このからくりは帽子屋さんと話している時に、帽子屋さんが偶然に発した一言で解消された。ボーマス、ヒーリングPのブースに二人いませんでしたか? 『炉心融解』の作詞さんが、売り子としてブースにおられたんですよ」

 

 

 知らず知らずのうちに、とんでもない方にお目にかかっていたことになる。

 

 

 イベント終了後はこの二人に加えて、八雲ひかり(@YakumoHikari)さん、初心P(@sakim2)さん、おおなめくじ(@tatsuosan_vv)さんという面々での打ち上げにも、なんと参加させていただけた。こんな展開になるとは思わなかったので、嬉しいやら驚くやらですごくびっくりしてしまった。ジンギスカン、とっても美味しかった……。調子に乗ってお酒も少し入ったが、ま、ドン・レボほどではない。

 

 兎にも角にも幸せいっぱいの1日だった。ツイートにも書いたが、1年前の、デレステわっしょいで作曲なんてまともにやる気のなかった自分に教えてやりたいくらいだった。今の僕も大概デレステわっしょいだけれど、作曲もきちんとやってみて正解だったと、この時にはっきりわかった気がして本当に嬉しかった。

 

 

 これからも楽しく、頑張っていこう。色々刺激もいただけたことだし。

 

 

 

 

 

上記の方々について、間違っている等ありましたら大佐あてご一報ください。。。後日譚として、その後のこともまた少し書こうと思っています。