『The Pres“id”ent 4U』参戦レポ

 会場は大阪のzeppである「zepp osaka bayside」という場所。この会場、現地入りして気づいたことだが隣がUSJ、ユニバーサルスタジオジャパンという場所に位置していた。USJ、個人的に思い出が結構ある場所であったため、気づいた後は意味もなくほっこりしていた。また機会があれば、今度はUSJ目当てで来てもいいなと思いつつ会場に足を運んでいたのであった……。

 

 

 

 

 

 大阪にはライブ当日の早朝に着いた。夜行バスで、前日の夜から冬の空気の中を進み、早朝の寒空の下に降り立った後、何はともあれひとまずリフレッシュ、長旅での疲れをスッキリさせようと、電車を乗り継いで到着地からほど近いスーパー銭湯に移動し、一風呂浴びて体を温めた。

 

 ところで、現地の開場時間が15:30、開演がその一時間後である16:30に指定されていた。一方の僕がこちらに着いたのが先述の通り朝である。その間、たっぷりと時間がある。

 

 銭湯に設置されたテレビで放映されていた「ONE PIECE」を見ながら少しの間思案したのち、ふと思い立って大阪城までの道のりを調べてみると、なんと今いる場所から10分程度で行けることに気づく。これは行かずにはいられないだろうと立ち上がり、そのまま電車に乗って大阪城まで。

 

 Twitterでも写真を紹介したが、僕がこちらを訪れるのは実に小学校の修学旅行以来であり、初めて訪れた日から今日までは相当の間が空いていた。当然ながら、大阪城の外観はその時分と何一つ変わっているはずもなく、歴史の重みと自分の過ぎ去りし時を感じて意味もなく感傷に浸りつつ、ひたすら大きな大阪城を眺めていたのであった。

 

 

 

 ひとしきり眺めた後は、ひとまず会場の場所を確認しておこうと再び電車にてzeppまで。会場の確認をした後は、引き返して食事をとった。zeppのある駅の付近は実に閑散としており、ご飯屋さんが全くと言っていいほどないのである。

 余談だが、僕が会場の場所を確認したのはまだ開演の5時間前だったと記憶しているが、その時間からすでにグッズを買い求める観客で付近には長蛇の列ができており、スタッフと思しき人たちが忙しく立ち回っていた。さすがはナナシス、着々と一大コンテンツとなりつつあるなぁと感心しながらも、僕は単身ご飯屋へ(グッズにはあまり興味のない人なんです……。。。)。

 

 Twitterに載せたようなご飯を食して、しばらくくつろいだ後、再び会場へ。寒空の下を予習と称して4Uの曲を聴いて過ごす。

 

 

 

 やがて会場に進む人たちの列に加わり、僕も開場を待つ。しばらくは音楽を聴きながら待ち、やがて列の誘導が始まった時にはさすがにイヤホンを外していた。

 

 ところで、今回のライブはチケット代とは別にドリンク代が請求される仕組みとなっており、そのドリンク代はワンコイン、つまり500円だった。僕はこの500円をてっきり会場の中で請求されるものだとばかり思っていたのだが、実は入場と同時に請求されるようになっており、そこを失念していて入場の際に500円を出すのを手間取ってしまった。結果、後ろに並んでいたおじさんから、それはそれは大きな怒声罵声を飛ばされてしまった。大変申し訳ないことをしたと思いつつも、あまりに凄まじかったので怖くて謝罪もままならなかった。最終的にはこんなに怒らなくてもいいのにと思ってしまいつつ、またため息をつきつつもドリンク代と引き換えに得たコインと引き換えにレセプションにてドリンクを得た。その後、若干どんよりしつつも、いよいよ本格的に会場入り。

 

 

 今回取った席は2階の指定席だった。荷物もその場でおけるし、席が用意されているから正直な話ありがたかった。その場でしばらく待った後、やがて会場が暗くなり、開演。

 

 

 

 結論からいえば、本当に楽しいライブだった。演者の皆さんも非常に楽しんでライブをされていたし、曲もまた素晴らしいものばかりで思わず聴き入っていた。終演まぎわには涙を流す場面も見受けられて、思わずこちらももらい泣きしてしまいそうになった。始まったと同時に、上記のおじさんの罵声のことは忘れていたし、あらゆる面で良いライブであった。

 

 毎回言っているが、演者の皆さん、参加された皆さん、お疲れ様でした!!!! また来たいなぁと思いつつ、満足のうちに会場を後にした。

 

 

 以上でレポは終了だが、こぼれ話として、その後の珍道中を後日、語ろうと思う。