かがお茶 参加レポ

 前回の告知の通り、会場は京都にあるパルスプラザである。前回のボーパラ関西時には迷いに迷って帽子屋さんとの待ち合わせ時間に遅刻するという失態を犯してしまったのだが、今回はバスが直接待ち合わせ場所である京都駅に到着するということもあり、予定通りたどり着くことができた。その後、帽子屋さんと一ヶ月ぶりの再開。

 

 私事で恥ずかしい限りなのだが、開催当日の数日前から不定期で襲ってくる不安、寂寥感等に悩まされていたため、前日の夜にも暗いツイートなどをしてしまってツイッターの友人を不安にさせるという言語道断な真似をしていた。疲れが出てしまったのだろうかと考えてはみるが、どんな理由にせよあの手のツイートは不幸しか生まない。十分に自重していかねばと気を新たにしているが、僕のことなのでまた迷惑をかける可能性もある……申し訳ないです。。

 

 そんなわけで、帽子屋さんと再開した後、まず帽子屋さんには謝罪。快く手を振り、僕の心配をしてくださった。「一ヶ月ぶりの再開って、なんだか面白いですよね」と二人して話しつつ、その話題がVTuberやら会場の最寄駅である竹田駅の街並みやらに飛びつつ、会場にたどり着く。

 

 

 今回の会場はパルスプラザの上階に位置する屋内の広間だった。赤いカーペットが一面に敷かれ、奥の窓からは下界が一望できると言った申し分ないロケーション。まるでホテルの一角だと驚きつつ、帽子屋さんは手際よく設営を進め、みるみるうちに店が出来上がる(その写真はTwitterへ挙げているのでそちらを参照されたい)。やがて、主催者の合図とともにイベントが開始された。

 

 

 結論から言うと、とても楽しいイベントだった。アンメルツPさんなど、普段からその名前を聞いているような人とちらりと話ができたり、様々なジャンルのイラストを書かれている方々ともお知り合いになれたりと、普段接していると繋がれないような方々とお話ができてとても有意義だった。どのかたも帽子屋さんを介したつながりである。改めて、独特で中毒性の非常に高い絵を描いているこの人の凄さを思い知った形だった。

 

 また、八雲ひかりさん、おおなめくじさんなど、前回の鏡音しおりで出会った方々との再開も果たせたことも大きな出来事の一つである。八雲ひかりさんは僕のアルバムを買ってくださったので、こちらも感激。後日丁寧な感想までいただけた……感無量である。こういうことがあると、やっぱり活動頑張ろうと一層気を引き締めることとなる。

 

 

 

 終了後は帽子屋さんと二人して会場を離れる。時間が時間だったので早速昼ごはんを食べようと思ったのだが、竹田駅周辺を歩けども歩けども食事のできる場所が見つからない。いや食事処と思しき店はぽつぽつとあるのだが、すべからく閉店しているのである。「生きているものはいないのか」「まるで安部公房の作品に入り込んだようだ」なんて物々しい意見を二人で並べつつ、隣の駅まで歩きに歩き、ようやく一軒のラーメン屋にたどりついたのは16時近くの事だった。そこで一風変わったラーメンセットをいただく。

 

 

 

 その後、おとなしく電車に乗って京都駅まで行き、僕らがどこに行ったかというと、それはカラオケだった。

 

 

 帽子屋さんが提案してくださり、二人でカラオケに行くことに。僕がカラオケに一人で行った旨のツイートをしていたことをちゃんと覚えていてくれたのである。これは嬉しい。

 

 京都駅の近くにあるカラオケ屋で二時間、ドリンクバーを頼んで歌った。何を歌ったかって? それはもちろんボカロPと絵師のカラオケである、ボカロ曲オンリーに決まっている。非常に楽しかった。いや、本当に楽しかった。帽子屋さんは声がおしゃれであった。

 

 

 

 

 

 終了後は京都駅にて、帽子屋さんと再開を約束して握手。それぞれ電車、僕は新幹線に乗り込んで帰路に着いた。新幹線で目覚めた時、すでに停車済みの車内には誰一人乗客がいなかった…というのはツイッターでつぶやいた通りである。

 

 

 また参加しようと思いながら新幹線を飛び出たのであった。